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1月

修正会
元日に行う法会です。「修正」とは、過ちをあらためて正しきを修めることです。罪を悔い改めて新しい年の初めを迎えるお勤めを興正寺僧侶にて厳修致します。

修正会

初護摩祈祷会
「一年の計は元旦に有り」とよく云われます。新たな年への願いを込め初護摩祈祷会を執り行い、家内安全・身体健全・商売繫昌などのお一人お一人の願いと、新しい年の無事平安を祈ります。

初護摩祈祷会

大般若経転読祈祷会
正五九(1・5・9月)のみの特別祈祷会です。大般若経は玄奘三蔵法師が17年かけてインドより持ち帰った、600巻、文字数にして凡そ60億40万語におよぶ経典です。僧侶による迫力ある転読で、皆様の願いをご祈願致します。

大般若経転読祈祷会

特別朱印授与
お釈迦さまが悟りを開かれた日とされる旧暦12月8日に行われ、悟りの教えによって多くの人を導いてきたことに感謝を奉げる法会です。

特別朱印授与成道会(旧暦12月8日)

2月

節分厄除祈祷会
春の節分にあたる立春の前日2月3日には邪気を払い魔を除くために豆まきによる厄除け祈祷を行います。

節分厄除祈祷会

星祭御札祈祷会
星祭は、古来より伝わる秘法星供養により、一年毎に廻ってその年の吉凶を左右する当たり星(当年星)をお祀りして、星回りの悪い年は悪事災難を免れるよう、善い年はより一層善くなるよう、祈願する法会です。星祭御札祈祷会で加持をした御札を、厄除札として授与致します。

星祭御札祈祷会

3月

開山忌
興正寺開山天瑞圓照和尚の遺徳を偲び勤める法会です。

開山忌

涅槃会
涅槃は、迷いの無くなった心の境地をあらわします。お釈迦さまが沙羅双樹の下で入滅(旧暦2月15日)された日に、そのご遺徳を偲び、報恩をささげる法会です。

特別朱印授与涅槃会(旧暦2月15日)

春季彼岸会
彼岸は、春と秋の年2回あり、春分の日を中心に前後3日間ずつ、1週間に亘り行われるのが春の彼岸です。正しくは到彼岸といい、迷いの世界である此岸から悟りの世界である彼岸に到達することを意味します。彼岸中には先祖供養を通して、今ここに生きる自分自身のいのちを考え、感謝と報恩の行いを勤めます。

春季彼岸会

人形仏具供養会
皆さまが大切に扱われてきた人形や仏具を、僧侶の手篤い読経により精抜き供養する法会です。興正寺では、春と秋のお彼岸に行われます。

人形仏具供養会

動物慰霊法会
皆さまの家族の一員として大切にされてきた愛玩動物を、僧侶の手篤い読経により供養する法会です。

動物慰霊法会

4月

御正当
御正当は、弘法大師空海さまが「御入定」(旧暦3月21日)された日です。弘法大師空海さまは亡くなったとは言わず、今もなお高野山の奥の院にて御修行なされ我々衆生を救済されています。お大師さまの威徳に感謝し、報恩の供養を奉げる法会です。

特別朱印授与御正当(旧暦3月21日)

5月

大般若経転読祈祷会
正五九(1・5・9月)のみの特別祈祷会です。大般若経は玄奘三蔵法師が17年かけてインドより持ち帰った、600巻、文字数にして凡そ60億40万語におよぶ経典です。僧侶による迫力ある転読で、皆様の願いをご祈願致します。

大般若経転読祈祷会

花まつり
花まつりは、お釈迦さまのお誕生日を祝う仏教行事で、「灌仏会」等ともいわれます。お釈迦さまがお生まれ(旧暦4月8日)になった日に花御堂を飾り、誕生仏のお釈迦さまに甘茶をそそぎ、お釈迦さまの広大な恩恵に感謝し、そのご誕生を称える法会です。

特別朱印授与花まつり(旧暦4月8日)

7月

七月盆・精霊送り

青葉まつり
青葉まつりは、真言宗の宗祖・弘法大師空海さまのご誕生を祝う仏教行事です。お大師さまは、774年(宝亀5年)6月15日にお生まれになり、後に中国に渡り日本に密教を伝え、高野山を開かれました。この頃は新緑の青葉がまぶしい季節なので「青葉まつり」と呼ばれています。

特別朱印授与青葉まつり(旧暦6月15日)

8月

布薩会
布薩は、修行者たちが毎月2回定期的に集まり、自分の犯した罪を告白、懺悔し、清浄な生活を送ることを確認しあう儀式です。またの名を「説戒」ともいい、サンスクリット語のウポーサタ、ポーシャダを音写したものです。興正寺では年に一度法会を執り行います。

特別朱印授与布薩会

大施餓鬼法会
施餓鬼は、地獄の餓鬼道に堕ちて苦しみ続けている餓鬼や無縁仏を供養し、自らの功徳を積むための法会です。三界萬霊と言われるすべての霊を供養致します。餓鬼たちを供養することで「自身やご先祖様の浄土への供養につながる」と考えられており、「欲を捨て、施しを行うことが施餓鬼の心である」とされています。興正寺では法類寺院をお招きし、盛大に執り行われます。

大施餓鬼法会

八月盆合同供養会
お盆は正式には「盂蘭盆」といい、古代インド語の一つのサンスクリット語「ウランバナ」を漢字にあてはめて読まれた言葉です。お盆には故人の霊が帰って来ると云われ、各家庭では精霊棚を設けてお供えや提灯を飾りお迎えします。興正寺では盆合同供養会を執り行い各家の供養をお勤めします。

八月盆合同供養会

初盆合同供養会
初盆は、故人の忌明けが済んだ後、初めて迎えるお盆のことです。初盆には、故人の霊が初めて家に戻ってこられるので、普段のお盆よりも丁寧にお迎えし供養するのが習しです。興正寺では初盆合同供養会を盛大に執り行います。

初盆合同供養会

精霊送り
精霊送りは、8月15日の夕刻に僧侶による読経のなか、家族の皆さまに燈明を灯していただき、故人を浄土にお送りする法会です。

精霊送り

観世音菩薩九万九千日
室町時代以降には「功徳日」といわれる縁日が設けられるようになりました。功徳日は、その日に参拝すると、100日、1000日分などの功徳が得られるという特別な日を指します。観音堂では、毎年8月10日を最大の功徳日とし「九万九千日」と呼びます。この日にお参りをすれば、功徳が九万九千日分にも広がり、大願成就すると云われています。

観世音菩薩九万九千日

9月

大般若経転読祈祷会
正五九(1・5・9月)のみの特別祈祷会です。大般若経は玄奘三蔵法師が17年かけてインドより持ち帰った、600巻、文字数にして凡そ60億40万語におよぶ経典です。僧侶による迫力ある転読で、皆様の願いをご祈願致します。

大般若経転読祈祷会

秋季彼岸会
彼岸は、春と秋の年2回あり、春分の日を中心に前後3日間ずつ、1週間に亘り行われるのが春の彼岸です。正しくは到彼岸といい、迷いの世界である此岸から悟りの世界である彼岸に到達することを意味します。彼岸中には先祖供養を通して、今ここに生きる自分自身のいのちを考え、感謝と報恩の行いを勤めます。

秋季彼岸会

人形仏具供養会
皆さまが大切に扱われてきた人形や仏具を、僧侶の手篤い読経により精抜き供養する法会です。興正寺では、春と秋のお彼岸に行われます。

人形仏具供養会

10月

千燈供養会
千燈供養会は、興正寺最大行事で 真言宗秘奥の柴燈大護摩祈祷を盛大に執り行います。「名古屋の火まつり」とも名高く、目を見張るほどの迫力です。

特別朱印授与千燈供養会

稚児行列
お稚児は、身体健全、無病息災を祈り、子ども自身が神仏に仕える日本行事です。参加する子どもたちは、「お稚児さん」と呼ばれ、かわいらしい稚児の装束に身を包み、身も心も清々しく整えお加持により神仏のご加護をいただきます。この地方では特に、3回参加すると良いと云われ、毎年多くのお稚児さんでにぎわいます。

稚児行列

12月

三千仏佛名会
三千仏佛名会は、過去・現在・未来の三世の諸仏の御名を称え礼拝し、さまざまな罪や知らず知らずのうちに作ってしまった罪などを懺悔し、身も心も清らかにする法会です。

三千仏佛名会

除夜の鐘
除夜の鐘は、大晦日の深夜0時をはさんで撞く鐘のことを云います。人には百八つの煩悩があると云われ、その煩悩を祓うために、除夜の鐘を108回打ち鳴らします。心あらたにして新年を迎える仏教行事です。

除夜の鐘

各詳細は、寺報をご確認ください。

ご縁日

「縁日」というと、たくさんの屋台が並び賑やかな風景が思い浮かぶでしょうか。
縁日は、その日に参詣すると普段以上のご利益が得られるとされる、神仏にご縁のある日を云います。
露店を楽しむ前にはお参りも忘れずに。

  • 大隨求明王ご縁日

    日時:毎月5日 10時(露店あり/午前中)

    場所:西山本堂

  • 大日如来ご縁日

    日時:毎月8日 12時30分

    場所:大日堂

  • 虚空蔵菩薩ご縁日

    日時:毎月13日 10時(露店あり/午前中)

    場所:能満堂

  • 阿弥陀如来ご縁日

    日時:毎月15日 13時

    場所:東山本堂

  • 観世音菩薩ご縁日

    日時:毎月18日 13時

    場所:観音堂

  • 弘法大師ご縁日

    日時:毎月21日 10時30分
    (興正寺マルシェ/10時~15時)

    場所:弘法堂

  • 地蔵菩薩ご縁日

    日時:毎月24日 13時

    場所:能満堂

  • 不動明王ご縁日

    日時:毎月28日 10時30分

    場所:不動護摩堂

七ヶ月参り

西山本堂の大隨求明王は無病息災や安楽往生の仏さまで、通称「ぽっくりさん」と親しまれ、お参りすれば「苦しまず安らかに逝くことができる」「老後に下の世話にならずにすむ」と広がり、多くの方が訪れます。

「ぽっくりさん」という通称には思いもよらないですが、安産の仏さまでもあり、興正寺は安産祈祷でも多くの参拝者が訪れます。

この大隨求明王さまへのお参りとして特徴的なのが「七ヶ月参り」です。